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🌃見えない世界

西戸山外円形劇場で行われた、劇作家岸田理生フェス参加公演、プロジェクトムー主催「新・ 盲人書簡」の舞台を観てきました🎫。 初めて行った東京グローブ座脇の西戸山外円形劇場、野外は開放感があるな~😃。 今回の舞台は、私が30代前半ころにih舞台製作所公演「Right Mind」でお世話になった劇作・演出家の福田光一さんが「新・盲人書簡」の脚本を手がけた作品。 夕方からの公演、空が暗くなると、地上に設置した照明に加え、松明の炎🔥の煙や風がリアルに感じてきて、福田さん独特の世界観に加え演出を盛り上げてくてれます。 ☆アポロにも出演して下さった小林達雄(小林先生)さんが、手術に失敗した盲目の小林少年を演じ、その小林少年を中心に、少年が慕う明智小五郎や、黒蜥蜴、影を踏まれると死んでしまうのを信じて逃げている少女などなど…個性的なキャラクターが出演し話が展開していきます。 小林少年が目の手術に失敗し、顔に包帯を巻いて出てきた時の台詞、「先生っ!私は目が見えないのに涙が出るんです!」という台詞がすごく印象に残っています。 暗闇にこそ本当の真実が潜んでいたり、見えないからこそ、闇の中では想像もできない世界を描く事ができる。 光と闇、混沌と狂気、嘘と真実…盲目の少年が描いた世界🌙🎇🔥💃🎶❓。

まるで登場人物達の夢の中を彷徨っているような不思議な芝居でした。 小林達雄さんは、セイントフォーの事務所だった「日芸プロジェクト」で、養成所の生徒さん達に芝居を教えて下さっていました。 で、今でも「小林先生」と呼んでいます。 何度か違う舞台でも共演させていただき、今でも変わらずお芝居一筋で、舞台上から伝わってくる情熱は昔と変わらず、その存在感はお見事でした👏!

野外劇場、石の座席だったからお尻痛かった〜😅。

沙織


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