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有難いお言葉🍀


先日、車の仕事で久しぶりにお会いした方より、無事に送迎を終えた後日になって連絡があり、かなり強い口調で指摘をうけました。 最初ピンとこなかったのですが、よくよくお話お聞きすると私の至らなさからでした。 相手のおっしゃっている事はごもっともで、はっ!と気付かされる事があり、 自分なりに一生懸命にやってはいたのですが、それ故にほかのところに気がつかず、相手の方に精神的な負担をかけてしまった事でした。 私は申し訳なくただ謝るしかなかったのです。 すると、「こちらも、これを言うことで険悪になったり、また車をお願いしても気まずくなったりしないか、いろいろ迷ったのですが、きっとこのままでは貴方が損をすると思って敢えて言わせてもらいました」とおっしゃったのです。 正直、この年齢になると厳しく言ってくださる方がいなくなるんです。 本当に有難いなと思い、その思いを正直にお伝えしました。 その方は少しずつ言葉が優しくなり、「こちらはクレームを言っているのではなくて、あなたを見ていてこれからも頑張ってほしいと思うし、今後、他でこのお仕事をされていった時に、この人はよく気がついて流石だなと思ってもらいから言うんです。」と言われて、逆に私の事を気遣ってくださった事に涙が出そうになり、介護という仕事に携わっている自分が恥ずかしくなる思いでいっぱいでした。

自分では、一生懸命ご利用者の方と誠実に向き合ってきたつもりでしたが、落とし穴があったのです。 どこかに自負が潜んでいた。 「自負」とは、字のごとく自分に負ける事なんだとつくづく思いました。 介護を通じて、ご利用者の方の言葉の温度差、表情や動作、普段のお話の中から学ばせて頂くことは沢山あります。

どんな仕事でも一生懸命やるのは当たり前ですが、自分を少し励ますとしたら、だからこそ得られた教訓かもしれません。

今回の出来事に感謝し、もっと相手の方の気持ちなって寄り添うということについて・・・色んな角度から改めて見つめ直してみる機会をいただきました。

この歳なってもまだまだ学ぶ事は沢山です💦

沙織


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